猿の惑星(2001)
ティム・バートン監督による2001年の映画「猿の惑星」は、1968年からの映画「猿の惑星」シリーズをリ・イマジネーション(再創造)した作品だ。西暦2029年、深宇宙で調査活動を行っていた宇宙飛行士レオは、磁気嵐に巻き込まれ謎の惑星に墜落してしまう。そこでレオが見たものは、なんと猿が人間を支配する世界だった(ただし人間は言葉をしゃべる程度の知性はある)。オリジナルシリーズ同様、レオは人間に好意的なチンパンジーに助けられて逃れるが、やがてこの惑星が数千年も未来の地球であることを知る。猿が禁断の地として立ち入りを禁じている砂漠に、レオが活動していた宇宙船オベロンの残骸があったのだ。レオとそのもとに集まった人間たちは、セード将軍率いる猿の軍隊と戦うが、そこに磁気嵐で行方不明となっていた2029年のチンパンジーが乗るポッドが登場、レオはこれに乗って再び磁気嵐に突入、過去に戻ろうとする。しかし、ワシントンD.C.のリンカーン記念館に不時着してホッとしたレオが見たものは、なんとリンカーンではなくセード将軍の像だった・・・。というわけで、続編もありそうな感じだったが、結局制作されず、新たなシリーズがスタートすることになった。
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