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2014年12月

2014年12月31日 (水)

亀甲山古墳

 東急多摩川駅周辺には、荏原台古墳群といって50基くらいの古墳が点在している。このうち亀甲山(かめのこやま)古墳は、荏原台古墳群のうち最大、全長107mの前方後円墳で、4世紀後半頃の築造とされている。亀甲山古墳の隣には8基からなる多摩川台古墳群や宝莱山(ほうらいさん)古墳が続いているが、まずは古墳展示室で予備知識を得ていくといい(ただし、古墳展示室と大田区HPの案内では時期がちょっとずれていて、ここでは大田区HPの記載に従っている)。時系列で並べ替えると、宝莱山古墳が4世紀前半、亀甲山古墳が4世紀後半、多摩川台古墳群が6〜7世紀の築造だそうだ。

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2014年12月30日 (火)

ブレンデッドスコッチ大全

 モルトウィスキーは個性が強く、ファンには人気があるが、必ずしも万人受けするものではない。そこでモルトウィスキーに小麦やトウモロコシなどの穀物から造ったグレーンウィスキーを加え、飲みやすくしたブレンデッドウィスキーが登場した。しかも、ブレンデッドウィスキーは、品質を安定させるため、多いものでは数十種類ものモルト・グレーンウィスキーをブレンドしている。よく言われるのは、モルトウィスキーはソロ演奏、ブレンデッドウィスキーはオーケストラという例えだ。「ブレンデッドスコッチ大全」は、スコッチのブレンデッドウィスキー100種類を紹介していて、ブレンデッドウィスキーの世界がモルトウィスキーに負けず劣らず奥深いことを教えてくれる。

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2014年12月29日 (月)

モルトウィスキー大全

 蒸留酒は中世の錬金術師たちによって製造方法が確立されたと言われている。ブランデーの語源が「焼いたワイン」であるのも、それを物語っている。蒸留技術が世界に広まるにつれ、各地でさまざまな蒸留酒が造られるようになった。アイルランドやスコットランドでは、大麦麦芽(モルト)を原料とした蒸留酒が造られるようになり、これがウィスキーと呼ばれるようになった。現在では、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本のウィスキーが世界5大ウィスキーと位置づけられている。そして、この中でもスコッチのモルトウィスキーは驚くほど個性的で、同じ蒸留所でも製造方法によってまったく違う味になるほどだ。「モルトウィスキー大全」では、スコッチのモルトウィスキーが120種類も紹介されていて、モルトウィスキーの世界がいかに奥深いかを教えてくれる。

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2014年12月28日 (日)

ゴルゴ13データファイル

 ゴルゴ13は単行本で170巻を超えるボリュームだ。印象的な作品はときどき読み返すのだが、これだけあるとどの巻だったかすぐにはわからないことも多い。そんなとき、170巻561話のあらすじをまとめたデータブック「ゴルゴ13データファイル」があると便利だ。福島第一原発事故発生時、1984年に書かれた「2万5千年の荒野」という作品が注目されたが、ぼくも事故発生時すぐにこれを思い出した。ほかにも、ゴルゴ13が使用した銃の解説もあり、これもためになる本だ。

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2014年12月27日 (土)

オフィシャル・ブック THE ゴルゴ学

 ゴルゴ13は学生時代から読み始めた。深夜に勉強で疲れて息抜きしようとコンビニに行ったとき、手にとって読んでみたらこれがとてもおもしろく、それ以来ずっと読んでいる。単行本を全巻そろえたかったが、置き場所に困るなぁと思っていたら、文庫本が出たので、これは全巻買っている。単行本は174巻に達しているようだが、ぼくがリアルタイムで読み始めたのは60巻あたりからだと思う。「オフィシャル・ブック THE ゴルゴ学」はそのゴルゴ13のデータブックで、ゴルゴ13の研究には大変ためになる本だ。

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2014年12月26日 (金)

理科年表

 国立天文台が編纂する理科年表は1925年創刊の科学データブックだ。暦部、天文部、気象部、物理/科学部、地学部、生物部、環境部、附録からなり、いろんなデータが満載されている。理系の学生なら誰でも買ったことがあると思うが、毎年買うのも大変なので、ぼくは5年ごとに買っている。最近はWeb版もあり、創刊号から最新号までのデータがダウンロードできる。2015年版では、太陽系の元素組成が最新データに書き換えられた。これによると、太陽系の質量のうち73.8%が水素、24.9%がヘリウム、1.3%がその他の元素だ。このわずか1.3%の中に、炭素や窒素、酸素、さらには鉄などの金属が含まれている。

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2014年12月25日 (木)

大山(だいせん)

 職業柄地方出張の機会が多く、47都道府県のうち足を踏み入れたことがないのはわずかに1県、鳥取県だった。しかし、とうとう今月、その鳥取県を初めて訪れることができた。今回訪れたのは鳥取県の西部 米子市で、東京から空路で米子空港に降りた。米子空港には「米子鬼太郎空港」という愛称がついているが、これは空港のある境港市が「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者 水木しげるの出身地だからだ。このあたりからは、中国地方の最高峰 大山がよく見える。この日は残念ながら雲がかかっていたが。米子での仕事を終え、JR伯備(はくび)線に乗って倉敷に出たが、中国山地を横断するこの伯備線の旅もなかなかよかった。

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2014年12月24日 (水)

函館朝市

 函館で朝ごはんを食べるなら朝市の海鮮丼で決まりだろう。中でも人気なのは、好きな魚介類を丼ごはんに乗せる勝手丼だ。勝手丼は釧路の和商市場も有名で、これも人気だ。今回はのんびりごはんを食べる時間がなく、函館ラーメンと五島軒のカレーですませたが、五島軒のカレーも歴史があっていい。それと、回転寿司にもいい店があるらしい。またいつかゆっくり歩きたい街だ。

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2014年12月23日 (火)

青函連絡船 摩周丸

 函館ー青森間にはかつて旧国鉄の青函連絡船があった。中学・高校の修学旅行で何度か乗ったことがあるが、列車からの乗り換えのため長〜い通路を歩いた記憶がある。函館港には青函連絡船として活躍した摩周丸が係留されていて、夜はきれいにライトアップされる。

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2014年12月22日 (月)

函館山

 函館山は海底火山の噴火で出現した島が砂州(さす)によって陸続きとなった山だ。ロープウェイが5〜10分間隔で運行していて、3分で山頂まで行ける。クルマでも行けるが、冬は通行止めとなる。また、バイクは通行禁止で、バイク乗りとしてはちょっと文句を言いたいところだ。中学の修学旅行のとき、カメラと三脚を持参して写真を撮影したが、三脚のケースを忘れてきたことを今でも覚えている。写真もどこかになくなってしまった。

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2014年12月21日 (日)

金森赤レンガ倉庫群

 函館の金森赤レンガ倉庫は20世紀初めに建築された歴史的建造物で、高倉健主演の映画「居酒屋兆治」にも登場する。主人公の藤野英治が営む居酒屋「兆治」はこのあたりにあったが、当時は再開発前で、渋い感じだった。今はショッピングモールがあり、おしゃれな観光スポットになっている。

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2014年12月20日 (土)

五稜郭②

 箱館戦争後、五稜郭の建物はほとんど解体されたが、1980年代になって当時の図面や古写真が発見され、奉行所の一部が復元されることになった。復元された奉行所は2010年に公開されたが、当時の建物全体の3分の1だそうだ。

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2014年12月19日 (金)

五稜郭①

 函館の五稜郭は、江戸時代末期に箱館奉行所として築かれた城郭だ。その名のとおり星形の五角形の形をしている。明治維新の際には箱館戦争の舞台となり、わずかな期間であったが箱館政権(蝦夷共和国)が樹立されたこともあった。五稜郭では冬の間、五稜郭星の夢イルミネーションを開催中で、五稜郭タワー展望台からの眺めがきれいだ。

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2014年12月18日 (木)

函館の夜景④

 函館山から函館どつく(旧函館ドック)やフェリーターミナルの方向を望む。昔は函館ドックの大型クレーンが2基あり、青函連絡船や青函フェリーからこれが見えてくると、ああ函館港だと思ったものだ。高倉健主演の映画「居酒屋兆治」でも確か、背景にクレーンが映っているシーンがあったと思う。

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2014年12月17日 (水)

函館の夜景③

 函館ではいま、はこだてクリスマスファンタジーを開催中だ。姉妹都市であるカナダのハリファックス市から贈られたもみの木が赤レンガ倉庫群前の海に浮かべられ、ライトアップされる。ハリファックスには五稜郭に似た星形城郭ハリファックス砦があり、それが縁で姉妹都市になったそうだ。

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2014年12月16日 (火)

函館の夜景②

 函館の中心部といえば昔は棒二森屋のあたりだったと思うが、今では五稜郭周辺の方が函館の中心部と言われているようだ。ただ、この写真を見ると、まだまだかつての中心部も明るい。金森赤レンガ倉庫群あたりもにぎやかだ。

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2014年12月15日 (月)

函館の夜景①

 仕事で函館に来たが、ちょっと時間があったので、久しぶりに函館山に登った。中学の修学旅行以来だから、30ウン年ぶりということになる。相変わらずきれいな夜景だ。

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2014年12月14日 (日)

有岡城

 JR伊丹駅を出ると有岡城跡がある。有岡城は戦国時代の武将荒木村重の居城だったが、黒田官兵衛が1年間幽閉された城として有名だ。村重ははじめ織田信長に従うが、後に離反し、説得に訪れた官兵衛を幽閉してしまうのだった。村重は信長軍に対し籠城戦を挑むが、ついに落城する。その後城は放置されるが、戦後整備され、石垣などが復元されている。

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2014年12月13日 (土)

姫路城

 姫路駅通過の際、姫路城が一瞬見える。姫路城は江戸時代初期にほぼ現在の姿になって以来、破壊されたり焼失したりすることもなく残った貴重な城だ。今は修理工事中だが、天守閣は見えるようになった。姫路城は別名「白鷺(しらさぎ)城」とも呼ばれているが、漆喰を塗り替えた結果真っ白になり、「白過ぎ城」なんて言われたりもした。しかし、本来はこういう感じだったらしい。日本が舞台の映画「007は二度死ぬ」では、日本の秘密警察が姫路城で忍者の訓練を行うシーンが登場するが、手裏剣や刀で城壁を傷つけてしまったそうだ。

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2014年12月12日 (金)

おかやま桃太郎まつり

 岡山では桃太郎まつり MOMOTAROH FANTASY 2014を開催中だ。駅前にはきれいなイルミネーションがあった。

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2014年12月11日 (木)

土浦ウィンターフェスティバル

 土浦では土浦ウィンターフェスティバルを開催中だ。駅前には土星のようなイルミネーションがあった。

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2014年12月10日 (水)

あさひかわ街あかりイルミネーション③

 あさひかわ街あかりイルミネーションで最も目立つのが円すい形のモニュメントイルミネーションだ。地上部分は人が通り抜けられるようになっているので、記念撮影向きだ。

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2014年12月 9日 (火)

あさひかわ街あかりイルミネーション②

あさひかわ街あかりイルミネーションを①とは逆方向から見る。今の旭川駅舎は3年前に完成したそうだ。旭川駅に来たのは久しぶりなので、ちょっと驚いた。

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2014年12月 8日 (月)

あさひかわ街あかりイルミネーション①

 旭川ではあさひかわ街あかりイルミネーションを開催している。これは買物公園通りのフレンドリーイルミネーションだ。この夜は雨だったが、もう雪景色になってるだろう。

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2014年12月 7日 (日)

さっぽろホワイトイルミネーション⑥

 大通2丁目会場のシンボルオブジェ「宇宙の領域」の背景にはライトアップされたさっぽろテレビ塔がそびえる。展望台からはすばらしい夜景を望むことができるが、この日は展望台に行く時間がなかった。

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2014年12月 6日 (土)

さっぽろホワイトイルミネーション⑤

 さっぽろホワイトイルミネーション大通2丁目会場には、とてもよく目立つシンボルオブジェがある。「宇宙の領域」という名前だそうだ。

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2014年12月 5日 (金)

さっぽろホワイトイルミネーション④

 さっぽろホワイトイルミネーション大通3丁目会場には、「ライラック」のほか、「きらめきの橋」や「クリスタル・リバー」などのシンボルオブジェがある。

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2014年12月 4日 (木)

さっぽろホワイトイルミネーション③

 ライラックは札幌を象徴する木だ。5月にはさっぽろライラックまつりというイベントもある。

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2014年12月 3日 (水)

さっぽろホワイトイルミネーション②

 さっぽろホワイトイルミネーションは大通会場、駅前通り会場、南一条通り会場の3カ所に分かれている。これは駅前通りのイルミネーションだ。

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2014年12月 2日 (火)

さっぽろホワイトイルミネーション①

 さっぽろホワイトイルミネーションは今年で第34回になるそうだ。札幌はまだ雪がなく、ちょっと寂しい気もするが、まもなく雪景色となるだろう。

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2014年12月 1日 (月)

007アルティメイトブック

 3代目ボンド サー・ロジャー・ムーアによる「007アルティメイトブック」は、ムーアの視点から見たボンド本だ。ムーアは第8作「死ぬのは奴らだ」から第14作「美しき獲物たち」まで全7作に出演した、最多出演記録を持つボンド俳優だ。最初のうちはキャラクター設定がちょっと固まっていない感じだったが、第9作「私を愛したスパイ」でショーン・コネリーとはまったく違ったボンド像を確立した。ロンドン出身だけあってきれいなクイーンズイングリッシュをしゃべる、ユーモアあふれる洗練されたボンドだ。ムーアはその後ユニセフ親善大使も務めている。

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