駅 STATION〜小樽市・銭函駅、増毛町
高倉健主演の1981年の映画「駅 STATION」は、ぼくが見た健さんの映画の中では最高傑作だと思う。冒頭の銭函駅での妻 直子(いしだあゆみ)との別れのシーンがすばらしく、一気に物語に引き込まれていく。その後もすず子(烏丸せつこ)、桐子(倍賞千恵子)という女性が登場するが、みな本当に薄幸だ。ときどきかかる八代亜紀の「舟唄」が、映画の雰囲気を一層盛り上げる。英治の出身地 雄冬は今でこそ普通に陸路で行けるが、昔は道路がなく、船でしか行けなかった。増毛(ましけ)駅にはロケに使われた風待食堂もあるが、写真を撮ってこなかったのが残念だ。健さんが着ているMー65フィールドジャケットはもともとは米軍の戦闘服だが、今では定番のジャケットになっている。ぼくも冬にはこれを愛用している。気分は健さんだ。
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