シグマ対角線魚眼レンズ
魚眼レンズ(フィッシュアイレンズ)は、独特の描写が特長だ。画角180°以上で円形に写る全周魚眼レンズのほか、対角線の画角が180°の対角線魚眼レンズというのもある。星野写真、特に天の川を撮影するときに、対角線魚眼レンズの威力は絶大だ。ぼくも星の写真を撮影するときは、必ずシグマ対角線魚眼レンズ15㎜を持参する。この対角線魚眼レンズ、星野写真ではわかりにくいが、普通に風景写真を撮影すると、周辺の風景がデフォルメされるパースペクティブ効果が強く現れる。例えばこの写真、真っ直ぐなはずの塔が大きく歪んでいる。これを利用するとおもしろい写真が撮影できるが、普通の超広角レンズとして使いたければ、今ならアプリケーションソフトである程度補正できる。星野写真を撮影するなら、1本持っていても損はないレンズだ。
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