ホンダNSR250R
2輪のロードレース世界選手権は、かつてはWGP(ワールドグランプリ)といって、最高峰の500㏄クラスや250㏄クラスがあった。ホンダは1979年、WGPへの復帰を果たすが、2ストロークエンジン全盛時代に4ストロークエンジン搭載のNR500で挑戦するという荒ワザに出た。しかし、さすがにこれは結果が出せず、1982年には2スト3気筒エンジン搭載のNS500で勝ちにいった。その後1984年には2スト4気筒エンジン搭載のNSR500が登場、フレディ・スペンサーやワイン・ガードナー、エディ・ローソン、マイケル・ドゥーハンがNSRでチャンピオンとなる。というように当時はWGPが非常に熱かったので、市販車もレーサーレプリカ全盛、レーシングマシンと同じ名前のNSR250Rなどは大変な人気モデルだった。ぼくが乗っていたのは1989年モデルだったが、普通、バイクのモデルチェンジは数年おきのところ、NSRは毎年モデルチェンジしていた。今はもう環境問題から2ストエンジンはほぼ絶滅したが、2スト晩年には各種電子デバイスによって非常に乗りやすくなっていた。この写真は函館近くの恵山にツーリングする途中、八雲町あたりで撮影したもの。偶然ヤマハのショップ前だった。
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