ディープ・インパクト
夜空をながめていると、ほぼ毎回流れ星を見る。たいていの流れ星は数㎜程度の大きさの塵が大気に飛び込んで発光したものだが、昨年2月にロシア・チェリャビンスク州に落下したものは直径17mの小天体だった。ロシアでは1908年にも直径70m程度の小天体が衝突したツングースカ大爆発という事件があった。約6,500万年前に恐竜を含む生物の大量絶滅を引き起こしたのも小惑星の衝突が原因で、これは直径10㎞ほどの大きさだったろうと考えられている。最近、直径300m程度の小惑星アポフィスが2029年に地球に衝突するかもという話があったが、今のところはだいじょうぶだろうと言われている。1998年の映画「ディープ・インパクト」は、彗星が地球に衝突するという、実はいつ起きてもおかしくないできごとを描いたSF映画だ。「ディープ・インパクト」では、核兵器で彗星本体を破壊することに成功するが、いずれにしても地球に衝突する可能性のある小天体を常時監視する必要がある。日本スペースガード協会は、国際スペースガード財団との連携のもとで、そのような活動を続けている。
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