みずがめ座のらせん星雲
みずがめ座の惑星状星雲NGC7293は、その形から「らせん星雲」と呼ばれている。惑星状星雲としては、こと座の環状星雲M57やこぎつね座のあれい状星雲M27が有名だが、らせん星雲はずっと大きい。ずっと大きいが、非常に淡いので、眼視ではなかなか見るのは難しいかもしれない。写真に撮るとけっこうカラフルだ。惑星状星雲は、太陽程度の質量の恒星が最後にガスを放出したもので、われわれの太陽もいずれはこのような姿になると考えられている。はるかな未来、どこかの星の住人がそれを見て、目玉焼き星雲とでも名付けるかもしれない。
2014年8月28日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- SkyーWatcher AZーGTiマウント⑧(2021.01.26)
- オートフォーカサー(2021.01.24)
- 電子観望⑬(2021.01.23)
- DESI レガシー撮像サーベイ(2021.01.22)
- 水星が東方最大離角(2021.01.21)
コメント