みずがめ座のらせん星雲
みずがめ座の惑星状星雲NGC7293は、その形から「らせん星雲」と呼ばれている。惑星状星雲としては、こと座の環状星雲M57やこぎつね座のあれい状星雲M27が有名だが、らせん星雲はずっと大きい。ずっと大きいが、非常に淡いので、眼視ではなかなか見るのは難しいかもしれない。写真に撮るとけっこうカラフルだ。惑星状星雲は、太陽程度の質量の恒星が最後にガスを放出したもので、われわれの太陽もいずれはこのような姿になると考えられている。はるかな未来、どこかの星の住人がそれを見て、目玉焼き星雲とでも名付けるかもしれない。
2014年8月28日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒
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