知床五湖
世界自然遺産 知床はまさに日本最後の秘境だ。半島を一周する道路はなく、ほとんど手つかずの自然が残る。根室海峡側(国後島側)は羅臼港からしばらく舗装路があるが、相泊温泉で「この先行き止まり」の標識とともに突然道がなくなる。天気がよければずっと国後島が見える。オホーツク海側は、海沿いに道路はなく、知床五湖で舗装路も終わる。オフロードバイクならその先のカムイワッカ湯の滝まで行けるが、CB1100なので行くのはパスした。知床五湖はその名のとおり一湖から五湖まで5つの湖があり、地上遊歩道と高架木道が整備されている。とにかく北海道のヒグマのうち3分の1は知床に集中していると言われているので、十分な注意が必要だ。知床五湖に行く途中、道端にエゾシカがいた。すぐそばにクルマが止まっても、人が近づいても、まったく逃げようとしない。野生動物なんだから、ちょっとは警戒しなさいよと言いたくなる。野生動物と人間は適度な距離を保たないと、不幸な結果になることもあるのだ(この写真はちょっと離れたところからズームアップ)。観光客が与えたソーセージ1本によって最後は人間に射殺されることになったメスグマ「ソーセージ」の悲しい物語が、知床財団のポスターとして掲示されていた。
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