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2014年7月16日 (水)

地球全史

 46億円前に誕生した地球は、今なお活発な活動を続けている。インド亜大陸とユーラシア大陸が衝突してできたヒマラヤ山脈は今も隆起しているし、4つのプレートがひしめきあうという世界的にも珍しい場所にある日本列島では、しばしば大地震や火山の噴火が発生している。こうした活動の結果、地下に潜り込んでいた地層や化石が地表に押し上げられ、見事な姿を見せることがある。また、小惑星が衝突して環境が激変し、恐竜を含む生物が大量絶滅するなど、天体衝突の痕跡も残っている。地質写真家の白尾元理と地質学者の清川昌一が書いた「地球全史」は、こうした世界各地のすばらしい地層の写真集だ。国内にも特色ある地形があちこちに点在しているので、それも旅の楽しみに加えるといい。

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