ビッグバンの発見
現代宇宙論は、20世紀はじめのアルベルト・アインシュタインの一般相対性理論に端を発する。一般相対性理論のアインシュタイン方程式をこの宇宙に適用すれば、宇宙は膨張しているという解が得られるが、当時は誰一人としてそのようなことは考えていなかった。宇宙は過去も現在も未来も不変だと考える(定常宇宙論)のが普通だったのだ。しかし、エドウィン・ハッブルによって宇宙の膨張が発見されて以来、定常宇宙論は旗色が悪くなり、宇宙はビッグバンとともに始まったというビッグバン宇宙論が優勢となった。「ビッグバンの発見」を書いた日本の物理学者 佐藤文隆は、相対性理論や宇宙論が専門で、一般読者向けにも数多くの本を書いている。
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