七夕
7月7日はご存じ七夕だ。しかし、もともとは旧暦(太陰太陽暦)の7月7日であったものを、新暦(太陽暦)移行後もそのまま7月7日にしてしまったため、季節がちょっとずれてしまった。そこで国立天文台では、昔の太陰太陽暦による7月7日に近い日を「伝統的七夕」と呼んでいる。今年の伝統的七夕は8月2日だ。伝統的七夕の晩はいつも月齢6になるので、ほぼ上弦の月が南西の空に傾き、頭上には天の川が地球を取り囲むように見える。その天の川をはさんで織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)が輝いている。この写真にも夏の大三角とともに写っている。
2013年9月5日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出180秒
« 彗星、地球へ大接近! & へール・ボップ彗星がやってくる | トップページ | 戸塚教授の「科学入門」 »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- Vaonisスマート天体観測ステーションVespera(2023.03.20)
- 金星食(2023.03.19)
- 二十四節気・春分(2023.03.18)
- 国際宇宙ステーションとオリオン座(2023.03.17)
- ステラナビゲータ(2023.03.16)
コメント