惑星ソラリス
ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムの代表作「ソラリスの陽のもとに」を、旧ソ連の映画監督アンドレイ・タルコフスキーが1972年に映画化したのが「惑星ソラリス」だ。「2001年宇宙の旅」と並ぶSF映画の古典的名作と言われているが、これもなかなか深淵な内容だ。「2001年宇宙の旅」ではクラシック音楽が効果的に使われていたが、こちらもバッハのコラール前奏曲が使われていて、非常に印象的だ。冨田勲は「惑星ソラリス」にインスパイアされて「ソラリスの海」(アルバム「宇宙幻想」に収録)という曲を発表しているが、ソラリスの海のイメージをよく表していると思う。「惑星ソラリス」は東京でもロケをしていて、最初の方に当時の東京の首都高を走るシーンが出てくる。ぼくもよく走るコースなのだが、道路じたいはあまり変わってない感じだ。
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