おとめ座銀河団
銀河系は、アンドロメダ銀河とともに、30個くらいの銀河からなる「局部銀河群」と呼ばれるグループを形成している。もっとたくさん銀河が集まったものが「銀河団」と呼ばれ、さらにもっと大きなスケールでは「超銀河団」と呼ばれる。おとめ座銀河団は、太陽系から6000万光年の彼方にあって、2500個くらいの銀河が含まれていると考えられている。おとめ座銀河団は非常に暗いので、カメラのファインダーではまったく見えない。なので星図を見ながら勘を頼りに構図を決めるしかない。この日は5枚くらい撮影したが、残念ながら最も銀河が密集したエリア「マルカリアンの鎖」は捉えられなかった。この写真は「マルカリアンの鎖」のちょっと隣のエリアで、右下の明るい銀河がM88、その左斜め上がM91(NGC4548)だ。
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