見ておもしろい星雲・星団案内
福島県田村市にある星の村天文台台長 大野裕明の「見ておもしろい星雲・星団案内」は、今も「星雲・星団観察ガイドブック」と名前を変えて刊行されている。写真ではなくスケッチ集なので、デジタルカメラ時代になっても関係ないのだろう。星雲星団銀河というのは、写真ではすばらしくきれいに写るが、望遠鏡による眼視ではボーっとしか見えない。人間の眼は光を蓄積できないし、暗いものは色がわからないのだ。それにしても、1979年発行のこの本の著者の写真と今の写真を比べると、大野さんも老けたなぁ(失礼)。