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アーサー・C・クラークの「幼年期の終り」は、異星人とのファースト・コンタクトを果たした人類がさらなる進化を遂げるという点で、「2001年宇宙の旅」と共通するものがある。人類が核戦争で自滅する一歩手前の段階まで進んだ20世紀後半のある日、異星人の巨大宇宙船団が地球を覆う。異星人は人類を自滅の危機から救い、100年にわたって人類を平和のうちに管理するが、やがて一部の子どもたちに大きな異変が起こる。彼らはメタモルフォーゼ(変態)を遂げ、超人類とも呼べる存在になるのだった。しかし、幼年期の終りはほろ苦いものでもある。進化できない者は滅ぶしかないのだ。ぜひ映画化してほしい小説だ。
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