タイム・マシン
H・G・ウェルズの「タイム・マシン」は、SF小説の古典的名作だ。タイムトラベルについては物理学でも真剣に研究されていて、スティーヴン・ホーキングなどは、過去に戻るタイムマシンは不可能(時間順序保護仮設)だと主張している。では、未来に行くタイムマシンは可能かというと、キップ・ソーンはワームホールを利用したタイムトラベルの方法を考案している。もちろん、現在の技術では実用化することができない、まったく理論上の話だ。「タイム・マシン」の主人公「タイムトラベラー」は、80万年後の世界を訪れ、未来の人類の姿を目にするが、彼らはより高度な文明を築くどころか、エロイとモーロックという2つの種族に分かれ、大幅に退化していた。ウェルズは、資本主義の行き着く先はこのような階級社会だと考えたようだ。
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