百億の星と千億の生命
カール・セーガンはテレビシリーズ「COSMOS」の中で何度も「BILLION(十億)」という言葉を使ったので、「BILLIONS & BILLIONS」という言葉はセーガンの代名詞のようになってしまった。「百億の星と千億の生命(原題BILLIONS & BILLIONS)」は、セーガンが死の直前に書いた本だ。科学技術がめざましい発展を遂げた現代にあっても、人類に明るい未来が待ち受けているかどうかはわからない。核戦争の危機や地球温暖化など、科学技術の発展に伴ってむしろ悪化しているものさえある。セーガンは本書で「日本では、懸念があるにもかかわらず核エネルギーへの大転換が進められている」と指摘しているが、現実に日本は極めて深刻な原発事故を起こしてしまった。
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