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2014年3月

2014年3月31日 (月)

桜満開

 気象庁は昨日、東京都心で桜が満開になったと発表した。今朝は風が強いが、青空がさわやかだ。

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時間順序保護仮説

 スティーヴン・ホーキングの講演をまとめた「時間順序保護仮説」には、一般向けの講演と専門家向けの講演の両方が入っている。このうち、本のタイトルともなった「時間順序保護仮説」は、結論としては文字どおりということになるのだが、内容は難解だ。もともとは、タイムマシンは可能か?という問題から展開されたものだが、アメリカの物理学者キップ・ソーンが過去に向かうタイムマシンの原理を考案したのに対して、ホーキングはそれは不可能だと反論、時間的閉曲線やらワームホールやら負のエネルギーという言葉が飛び交う。

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MATT DENNIS PLAYS AND SINGS

 マット・デニスはピアノの弾き語りが得意なソングライターだ。デニスが書いた曲には、「Angel Eyes」や「Everything Happens to Me」、「Violets for Your Furs(コートにすみれを)」などの有名曲がある。そのデニスが1953年、ハリウッドのクラブでライブ録音したのが「MATT DENNIS PLAYS AND SINGS」だ。「Violets for Your Furs」はジョン・コルトレーンも演奏しているが、とてもきれいなバラードだ。デニスはそれを割とあっさりと歌っている。

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2014年3月30日 (日)

ホーキングの最新宇宙論

 宇宙がどのように誕生し、今日の姿になったかという問題(宇宙論)は、20世紀後半になって飛躍的な発展を遂げることになった。それまでもさまざまな仮説が提唱されていたが、それを科学的に検証するすべがなく、極端に言えば「空想の世界」だった。「ホーキングの最新宇宙論」は、宇宙論に関するスティーヴン・ホーキングの講演・論文がもとになっている。「私の半生」として、大学生のときに筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状が出始めた頃のことも述べている。監訳者の佐藤勝彦は、インフレーション理論を初めて提唱した物理学者だ。

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quiet kenny

 ケニー・ドーハムはチャーリー・パーカーやアート・ブレイキーなどとも共演したトランペット奏者だ。ドーハムはラテンミュージックにも興味があったようで、アフロキューバンジャズのアルバムも発表している。そのドーハムが1959年に録音した「quiet kenny」では、タイトルどおり「静かなるケニー」のトランペットを聴くことができる。

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2014年3月29日 (土)

百億の星と千億の生命

 カール・セーガンはテレビシリーズ「COSMOS」の中で何度も「BILLION(十億)」という言葉を使ったので、「BILLIONS & BILLIONS」という言葉はセーガンの代名詞のようになってしまった。「百億の星と千億の生命(原題BILLIONS & BILLIONS)」は、セーガンが死の直前に書いた本だ。科学技術がめざましい発展を遂げた現代にあっても、人類に明るい未来が待ち受けているかどうかはわからない。核戦争の危機や地球温暖化など、科学技術の発展に伴ってむしろ悪化しているものさえある。セーガンは本書で「日本では、懸念があるにもかかわらず核エネルギーへの大転換が進められている」と指摘しているが、現実に日本は極めて深刻な原発事故を起こしてしまった。

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SWING SWANG SWINGIN’

 ジャッキー・マクリーンはマイルス・デイヴィスと共演したり、ソニー・クラークの「COOL STRUTTIN’」やマル・ウォルドロンの「LEFT ALONE」にも参加しているサックス奏者だ。そのマクリーンが1959年に録音したリーダーアルバム「SWING SWANG SWINGIN’」では、泣きの「LEFT ALONE」とは打って変わって、タイトルどおり小気味よいアルトサックスを聴くことができる。

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2014年3月28日 (金)

カール・セーガン科学と悪霊を語る

 カール・セーガンが晩年に書いた「カール・セーガン科学と悪霊を語る」は、今では「悪霊にさいなまれる世界 『知の闇を照らす灯』としての科学」というタイトルの文庫本にもなっている。こちらの方が原題に近い。科学技術がめざましい発展を遂げた現代にあっても、反科学、似非科学、トンデモ話は世間にあふれている。彼らは、科学は万能ではない、科学では説明できないものがあると言う。確かに科学は万能ではない。しかし、それでもなお、科学こそ暗闇を照らす灯なのだ。

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VERY COOL

 リー・コニッツは、クールジャズの元祖と言われるマイルス・デイヴィスの「BIRTH OF THE COOL」にも参加したサックス奏者だ。クールジャズの代表的ミュージシャンは白人が多く、コニッツもその1人だ。コニッツが1958年に録音した「VERY COOL」は、とてもクールなタイトルだが、意外と温かみがある演奏だ。コニッツのジョークだったんだろうか。

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2014年3月27日 (木)

惑星へ

 天文学者カール・セーガンの専門分野は惑星探査だ。NASAの惑星探査機マリナー、ヴァイキング、ヴォイジャー、ガリレオなどでは指導的な役割を果たしている。そのセーガンが書いた「惑星へ」は、それまでの惑星探査の集大成とも言える本だ。太陽系外に生命が存在できる惑星を探し、その中からさらに知的生命を探そうというプロジェクトは、地球外知的生命体探査(SETI)と呼ばれ、これまでにも多くの試みがなされてきた。最近では、太陽系外惑星が続々と観測されており、将来、生命が存在する間接・直接的な証拠も見つかるかもしれない。SETIは今もホットな分野だ。

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KELLY BLUE

 ウィントン・ケリーもマイルス・デイヴィスのバンドで活躍したピアニストだ。ビル・エヴァンスがマイルスバンドを脱退したので、後任としてケリーがバンドに加入したそうだ。あの名盤「Kind of Blue」でも1曲だけだが演奏している。そのケリーが1959年に録音したリーダーアルバムが「KELLY BLUE」だ。独特のイントロで始まるタイトル曲がいかにもジャズだ。

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2014年3月26日 (水)

サイエンス・アドベンチャー

 カール・セーガンの「サイエンス・アドベンチャー」(原題「ブローカ博士の脳」)では、1950年に刊行され物議をかもしたイマヌエル・ヴェリコフスキーの「衝突する宇宙」に対する批判が展開されている。「衝突する宇宙」は、今で言えばいわゆる「トンデモ本」に分類される疑似科学書だが、多くの科学者が言及したことにより、かえって有名になってしまった。ぼくが中学生か高校生のときにも、町の図書館の天文書コーナーに堂々と置いてあったので、内容を知らない当時はまともな本かと思っていた。トンデモ本なんて無視すればいいと思うのだが、科学的な検証もせずにただ抑圧しようとする科学者の態度にも問題がある、というのがセーガンの主張だ。

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GROOVY

 レッド・ガーランドはマイルス・デイヴィスのバンドで活躍したピアニストだ。マイルスのアルバムには何度も参加しているし、ジョン・コルトレーンやアート・ペッパーのアルバムでも演奏している。1956〜57年に録音した「GROOVY」は、そのガーランドのリーダーアルバムだ。映画「オースティン・パワーズ」でオースティンがよく「Groovy Baby」と言うが、「いかすぜ、ベイビー」という意味だそうだ。

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2014年3月25日 (火)

ハレー彗星

 ハレー彗星は約76年の周期で太陽を回る彗星で、前回は1986年に太陽に接近した。1910年に接近したときは、地球がハレー彗星の尾の中を通過するということで、世界中で大騒ぎになったが、1986年は残念ながら条件が非常に悪かった。しかし、探査機ジオットがハレー彗星に接近して核の撮影に成功するなど、めざましい成果もあった。カール・セーガンと妻で作家のアン・ドルーヤンが書いた「ハレー彗星」は、その頃刊行された大型本で、写真もたくさんあって読みやすい。

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PITHECANTHROPUS ERECTUS

 1956年に録音したベース奏者チャールス・ミンガスの「PITHECANTHROPUS ERECTUS(直立猿人)」は、かつてジャワ原人が発見された際に名付けられた「ピテカントロプス・エレクトゥス」をタイトルとしている。今は分類が変わり、「ホモ・エレクトゥス」または「ホモ・エルガスター」という名前だが、二足歩行していたようだ。「PITHECANTHROPUS ERECTUS」は、人類が直立したときのイメージをジャズで表現したらしい。ちょっと奇抜なジャズだ。

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2014年3月24日 (月)

アローカメラ

 四谷3丁目近くの荒木町にはカメラ買取り専門「アローカメラ」がある。昔は新品のカメラを買うことなんかできなかったので、中古カメラ屋に行ったりしたもんだ。ぼくもアサヒペンタックスSPFとSP、望遠・広角レンズなど、ぜんぶ中古でそろえていた。アローカメラの入口には石造りのライカM3がある。1954年に発表された名機で、中古品は今でもいい値段だ。

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MY FAIR LADY

 シェリー・マンはウエストコーストを代表するドラマーだ。そのマンが、クラシックの名指揮者アンドレ・プレヴィンと1956年に録音したのが、「MY FAIR LADY」だ。プレヴィンは若い頃はジャズピアニストでもあったのだ。「MY FAIR LADY」は、当時ブロードウェイで人気だった同名のミュージカルの曲をジャズにアレンジしたもので、ベストセラーになったそうだ。

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2014年3月23日 (日)

津の守弁財天

 四谷3丁目近くの荒木町は、かつては花街として栄え、今なお独特の雰囲気を持つまちだ。地形的にはすり鉢状になっていて、階段がそこかしこにある。徳川家康が乗馬場のむちを洗ったとされる「策(むち)の池」が残っていて、そこには「津の守弁財天」がある。徳川家光の孫である松平義行(摂津守)の屋敷があったので、この名がついたそうだ。

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michel legrand meets miles davis

 ミシェル・ルグランは「シェルブールの雨傘」などでもおなじみの音楽家だが、1958年には「michel legrand meets miles davis」でマイルス・デイヴィスと共演を果たしている。しかも、ジョン・コルトレーンやビル・エヴァンスなどマイルスバンドのメンバーも参加していて、オールスター戦のような豪華さだ。アメリカ発祥のジャズも、ルグランの手にかかるとフランス風になる。

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2014年3月22日 (土)

於岩稲荷田宮神社

 四谷と言えば「東海道四谷怪談」が有名だが、四谷3丁目近くには四谷怪談の主人公お岩さんをまつった於岩稲荷田宮神社がある。お岩さんは実在の人物だそうだが、四谷怪談はまったくのフィクションで、実際には一生懸命働いて、傾きかけた田宮家を立て直した武士の妻の鑑のような女性だったらしい。

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JOHN COLTRANE AND JOHNNY HARTMAN

 クルーナー唱法の第一人者といえばビング・クロスビーやフランク・シナトラが有名だが、ジョニー・ハートマンのバリトンのヴォーカルもすばらしいものがある。そのハートマンがジョン・コルトレーンと1963年に録音した「JOHN COLTRANE AND JOHNNY HARTMAN」は、バラード色たっぷりのアルバムだ。コルトレーンのジャズはちょっと難解な雰囲気があるが、このアルバムはシンプルに美を追求している感じだ。

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2014年3月21日 (金)

須賀神社

 須賀神社は四谷の総鎮守で、江戸時代初期から四谷の地に鎮座しているそうだ。「須賀神社」というのは全国にたくさんあるそうで、いずれも須佐之男命(すさのおのみこと)を祭神としている。毎年6月に行われる例大祭は、かつては江戸五大祭りの一つとして有名だったほどで、けっこうにぎやかだ。

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MATING CALL

 ジョン・コルトレーンはマイルス・デイヴィスのバンドで腕を磨き、後にジャズジャイアンツとして大きな飛躍を遂げるが、コルトレーンがまだ飛躍を遂げる前、1956年にタッド・ダメロンと録音したのが「MATING CALL」だ。コルトレーンは晩年フリージャズという革新的なスタイルに突き進むが、「MATING CALL」の頃は、「Soultrane」のような美しいバラードを演奏していた。

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2014年3月20日 (木)

玉川上水・内藤新宿分水散歩道

 新宿御苑の大木戸門と新宿門の間には玉川上水・内藤新宿分水散歩道という散策路がある。羽村市で多摩川の水を分水した玉川上水は、四谷大木戸の水番屋を経て江戸市中に水を供給していた。その玉川上水が今もここを流れている。このあたりにはけっこう大きなヘビが住んでいて、一度散歩道を悠々と横断するのを見たことがある。

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SONNY STITT BUD POWELL J. J. JOHNSON

 ソニー・スティットとバド・パウエルが1949〜50年に共演した「SONNY STITT BUD POWELL J. J. JOHNSON」は、パウエル全盛期の演奏だ。マイルス・デイヴィスが「天才と呼べるのはパーカーとパウエルだけ」と述べたとおり、パウエル得意の高速ピアノ奏法が繰り広げられる。パウエルはこの後「the amazing bud powell」などのアルバムを残すが、麻薬、アルコール中毒に加え、精神疾患にも苦しみ、41歳の若さでこの世を去ってしまう。

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2014年3月19日 (水)

四谷大木戸

 江戸時代の五街道の一つ甲州街道は、江戸から甲斐国(山梨県)を経て信濃国(長野県)につながる道だ。今の四谷4丁目交差点に関所があり、四谷大木戸と呼ばれていた。今は石碑が残っているだけだ。ここにはかつて玉川上水の水番屋もあり、石や木で造られた水道管を通じて江戸市中に水が供給されていた。この石碑は当時の水道管を利用して作ったそうだ。

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jazz at massey hall

 1953年、カナダ・トロントのマッセイホールでのライブ演奏を録音した「jazz at massey hall」は、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、バド・パウエル、マックス・ローチ、チャールス・ミンガスという大物クイテンットによるものだ。このクインテットによる演奏はこの1回限りで、まさに一期一会ということになる。1955年に死去するパーカーにとって晩年の演奏だが、ビバップの時代もまもなく終わろうとしていた。

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2014年3月18日 (火)

広島春牡蠣フェスタ

 新宿区の大久保公園で「広島春牡蠣フェスタ」というイベントをやっていた。「かき小屋」の中でひたすらカキを食べるのだ。カキの旬は冬と言われているが、春先の方がうまいらしい。焼きカキにカキフライ、カキのクリームスープと1年分のカキを食べた感じだ。

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Now’s the time

 チャーリー・パーカーは20世紀前半に活躍し、特にビバップの創始者とも言われているアルトサックス奏者だ。愛称は「バード」。ビバップはアドリブが命だが、パーカーはアドリブにかけては天才的だったそうだ。しかし、当時のジャズマンにありがちな麻薬とアルコール漬けの日々を送り、精神病院にも入院したという。結局、34歳という若さでこの世を去った。パーカーの生涯は映画にもなっている。監督はあのクリント・イーストウッド、タイトルはそのものズバリ「バード」だ。1952〜53年録音の「Now’s the time」は晩年のアルバムで、全盛期ほどの演奏ではないようだが、録音状態がいいので、このあたりから聴くといいそうだ。

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2014年3月17日 (月)

新宿御苑のカンザクラ

 新宿御苑ではカンザクラが咲いていた。カンザクラは新宿御苑で一番早く開花する桜だそうだ。今年の冬はいつもより長かったような気がするが、このまま夏に向かって暑くなっていくことを考えると、もっと冬が長くてもいいんだけど。

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銀河鉄道999 ソングコレクション

 「銀河鉄道999」のテレビ・映画で使われた曲を収録したアルバム。これも天体写真撮影BGMとして聴いている。999の曲としてはゴダイゴのタイトル曲がヒットしたが、メアリー・マッグレガーの「SAYONARA」も、「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」のエンディングテーマとして印象深い。

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2014年3月16日 (日)

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

 フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、リドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演の映画「ブレードランナー」の原作としても有名だ。ディックの作品はたくさん映画化されていて、ヒット作には「トータル・リコール」「マイノリティ・リポート」などがある。人工知能があまりに高性能になれば、人間とアンドロイドを区別できなくなるのではないかという疑問だが、ロジャー・ペンローズによれば、人間の脳はコンピューターではシミュレートできないということだ。

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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 音楽集

 「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」に続く宮川泰のヤマト音楽集第2弾。宮川泰は当然宇宙を意識して書いたと思うので、これも天体写真撮影BGMとして非常にいい。

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2014年3月15日 (土)

星を継ぐもの

 ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」は、最高におもしろいSF小説だ。月面で深紅の宇宙服をまとった死体が発見されるが、なんとそれは5万年前のものだった。謎が謎呼ぶ殺人事件?そのへんの推理小説顔負けのスリリングな展開だ。結論は驚くべきものだった。われわれの月は、かつては別の惑星「ミネルヴァ」の衛星だったのだ。まあタイトルである程度予想できると言えば予想できるのだが。続編に「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」があり、「巨人たちの星」3部作と呼ばれている。ぜひ映画化してほしい小説だ。

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交響組曲 宇宙戦艦ヤマト

 日本ポップス界の第一人者、宮川泰がフルオーケストラで演奏した「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」は、アニメ音楽の枠内にとどまらない傑作アルバムだろう。「あ〜あ〜」という有名なスキャットを歌っているのは、川島和子という歌手で、このアルバムでも2回聴くことができる。天体写真撮影中は、クマが寄ってこないように音楽をかけることが多いが、とはいえきれいな星空ににぎやかな音楽というのもあまり合わない。その点冬なら、クマ出没の心配がないので、静かな音楽もいい。「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」は天体写真撮影BGMとしておすすめだ。

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2014年3月14日 (金)

2001年宇宙の旅

 アーサー・C・クラークの小説「2001年宇宙の旅」は、映画よりも後に発表され、ストーリーも同じではないため、映画の「原作」というのとはちょっと違う。映画では意味がよくわからないシーンも、小説ではきちんと説明されているため、映画を見てから小説を読むといいかもしれない。映画は続編の「2010年」まで制作されたが、小説は「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」「3001年終局への旅」まで執筆された。モノリスによって「ルシファー」となったかつての木星を舞台に、1000年後の世界が描かれるが、クラークが想像した1000年後の世界はなかなか興味深い。

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SHERLOCK3−3 His Last Vow

 SHERLOCKシリーズ3第3話「 His Last Vow」は、衝撃の展開だ。第1話「The Empty Hearse」でちょっとだけ姿を現したマグナセンが登場、なかなかの大物悪役ぶりを見せるが、それを上回るインパクトを放つ人物がジョンの妻メアリーだ。そういえば、シャーロックが初めてメアリーを観察したとき、ちょっと引っかかるものがあった。それにしても、イギリス人というのはホームズも好きだが、ジェームズ・ボンドも好きなんだなぁ。シャーロックに「Licence to Kill」を与えてダブルオーエージェントにするんだから。まあマイクロフトがMI6のボスなので、そうなるのも自然といえば自然だが。ラストでは、死んだはずのモリアーティーが帰ってくる。あのキャラクターは、簡単に死なすのはもったいない。シリーズ4はいつになるんだろうか。待ち遠しい。

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2014年3月13日 (木)

幼年期の終り

 アーサー・C・クラークの「幼年期の終り」は、異星人とのファースト・コンタクトを果たした人類がさらなる進化を遂げるという点で、「2001年宇宙の旅」と共通するものがある。人類が核戦争で自滅する一歩手前の段階まで進んだ20世紀後半のある日、異星人の巨大宇宙船団が地球を覆う。異星人は人類を自滅の危機から救い、100年にわたって人類を平和のうちに管理するが、やがて一部の子どもたちに大きな異変が起こる。彼らはメタモルフォーゼ(変態)を遂げ、超人類とも呼べる存在になるのだった。しかし、幼年期の終りはほろ苦いものでもある。進化できない者は滅ぶしかないのだ。ぜひ映画化してほしい小説だ。

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SHERLOCK3−2 The Sign of Three

 「SHERLOCK」シリーズ3第2話「The Sign of Three」は、ジョン・ワトソンとメアリー・モースタンとの結婚式が舞台になる。コナン・ドイルの原作「四つの署名(The Sign of Four)」でも、ワトソンとモースタン嬢が結婚するが、後にワトソンはホームズとの共同生活に戻るので、「SHERLOCK」でのジョンとメアリーがどうなるか気になるところだ。シャーロックは結婚式でお祝いのスピーチをしながら、その場にいる招待客を狙った殺人事件が起きつつあることに気づく。ジョンの人となりを紹介しようと最近の未解決事件の話をしているうちに、点と点が線でつながったのだ。ドイルの原作の登場人物や設定を取り入れながら、まったく新しい物語にするところは相変わらずさすがだ。

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2014年3月12日 (水)

タイム・マシン

 H・G・ウェルズの「タイム・マシン」は、SF小説の古典的名作だ。タイムトラベルについては物理学でも真剣に研究されていて、スティーヴン・ホーキングなどは、過去に戻るタイムマシンは不可能(時間順序保護仮設)だと主張している。では、未来に行くタイムマシンは可能かというと、キップ・ソーンはワームホールを利用したタイムトラベルの方法を考案している。もちろん、現在の技術では実用化することができない、まったく理論上の話だ。「タイム・マシン」の主人公「タイムトラベラー」は、80万年後の世界を訪れ、未来の人類の姿を目にするが、彼らはより高度な文明を築くどころか、エロイとモーロックという2つの種族に分かれ、大幅に退化していた。ウェルズは、資本主義の行き着く先はこのような階級社会だと考えたようだ。

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SHERLOCK3−1 The Empty Hearse

 シャーロックが帰ってきた。シリーズ2第3話で飛び降り自殺したシャーロックは、実は死んでおらず、モリアーティの犯罪組織を根こそぎ解体するため、死を装ったのであった。「SHERLOCK」シリーズ3第1話「The Empty Hearse」では、ロンドン中枢部を狙う爆弾テロを阻止するシャーロックの活躍とともに、飛び降り自殺の種明かしが描かれる。しかし、本当の種明かしは最後だ。最初と途中で2つの種明かしのようなシーンがあるが、あれは空想シーンだ。騙されてはいけない(最初のシーンにはぼくも騙されたが)。イギリス版ブルーレイなので、セリフはチンプンカンプンだが、全訳してWEB上で公開してくれている親切な人がいるので、非常に助かる。とにかく痛快だ!

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2014年3月11日 (火)

宇宙戦争

 H・G・ウェルズの古典的名作「宇宙戦争」は、オーソン・ウェルズによるラジオ放送の際、火星人が本当に来襲したと思い込んだ聴衆がパニックを起こしたといういわくつきのSF小説だ。当時火星には「運河」のような模様が観測されていて、アメリカの天文学者パーシヴァル・ローウェルのように、高度な文明を持つ火星人がいると考える人もいたのだ。ウェルズが描いた火星人はタコ型で、強力な熱線を放つトライポッドに乗ってあらゆるものを破壊していくが、地球の微生物によって死に絶え、人類は滅亡の危機を免れる。1976年にはヴァイキング1・2号が火星に軟着陸、その後もたびたび探査機が訪れているが、生命の痕跡も運河も見つかっていない。

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The Brilliant

 ビル・エヴァンスは1980年8月31日から、サンフランシスコのジャズクラブ「キーストンコーナー」でライブを行うが、これがエヴァンス最後のレコーディングとなった。このラストレコーディングは、「Consecration1・2」と「The Brilliant」の3枚のアルバムにまとめられている。9月9日からニューヨークのジャズクラブ「ファットチューズデイ」に出演したエヴァンスは、10日のライブを終えて体調が悪化、演奏不能となった。そして15日、51年の生涯に終止符を打った。

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2014年3月10日 (月)

宇宙の始まりと終わりはなぜ同じなのか

 イギリスの物理学者ロジャー・ペンローズは、スティーヴン・ホーキングとともにブラックホールの研究を行ったり、「ペンローズ・タイル」と呼ばれるタイルを考案したり、「量子脳理論」を提示していることでも有名だ。不思議な作風で知られる画家エッシャーにも影響を与えている。ペンローズの「一般向け」の本は何冊かあるが、どれも非常に難解だ。そのペンローズが最近、宇宙論の本「宇宙の始まりと終わりはなぜ同じなのか」を書いた。まだ読んでないが、なかなか刺激的な内容のようだ。

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WE WILL MEET AGAIN

 ビル・エヴァンスが1979年に録音した「WE WILL MEET AGAIN」は、エヴァンスにとって最後のスタジオ録音だ。録音前に兄ハリーが拳銃自殺を遂げていて、その兄に捧げたアルバムだ。レコード時代のA面最後には「We May Never Meet Again」、B面最後には「We Will Meet Again」という曲があるが、現実にエヴァンスは翌年この世を去る。

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2014年3月 9日 (日)

ドーキンス博士が教える「世界の秘密」

 リチャード・ドーキンスは「利己的な遺伝子」などの著書で有名なイギリスの生物学者だ。本書「ドーキンス博士が教える『世界の秘密』」は一般向け、しかも子どもにも読めるように書いた本で、科学というものがどのように現実の世界の仕組みを解明してきたかを解説している。ドーキンスは無神論者・反宗教主義者としても有名で、「神は妄想である」という刺激的なタイトルの本まで書いている。

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AFFINITY

 ビル・エヴァンスの1978年の「AFFINITY」は、ハーモニカ奏者トゥーツ・シールマンスを迎えてのいつもとちょっと違う構成のアルバムだ。エヴァンスはこのアルバムでもエレクトリックピアノを多用している。ポール・サイモンのヒット曲を演奏するなど、ポップ寄りの雰囲気だが、心地よい演奏が聴けるアルバムだ。

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2014年3月 8日 (土)

ホンダCTX1300③

 ホンダCTX1300には、Bluetooth対応オーディオが標準装備されている。バイクで走行中に音楽を聴くのはなかなか難しいので、ぼく自身はオーディオは不要だと思うが、あったらあったで楽しいんだろう。そんなにスピードを出して走るモデルではないが、高速道路走行を考えると、スクリーンは大きいのに交換した方がよさそうだ。

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NEW CONVERSATIONS

 ビル・エヴァンスが1963年に録音したソロアルバム「CONVERSATIONS WITH MYSELF」のコンセプトは、4年後の続編「further conversations with myself」を経て、15年後の1978年には「NEW CONVERSATIONS」というアルバムに結実する。エヴァンス自身にとっても、他の2枚のアルバムよりも納得できる作品となったようだ。

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2014年3月 7日 (金)

ホンダCTX1300②

 ホンダの最近のラインアップを見ると、クルーザーモデルに力を入れているようだ。CTX1300のほかにも、ゴールドウイングゴールドウイングF6BVT1300CR・CS・CXといった大排気量モデルがある。東京都内を乗り回す気にはならないが、北海道で乗ったら爽快だろう。

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You Must Believe In Spring

 1977年録音の「You Must Believe In Spring」は、ビル・エヴァンスの死後発表された(エヴァンスは1980年、51歳で死去している)。多くの名盤を生み出したエヴァンスだが、「You Must Believe In Spring」こそ最高傑作だという評価もある。人生最後の夜にジャズを聴くとしたら、ぼくもこれを選ぶだろう。

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2014年3月 6日 (木)

ホンダCTX1300①

 ホンダCTX1300は、V型4気筒1261㏄エンジンを縦置きにしたクルーザーモデルだ。300㎏を超える重量級だが、シート高が低いので、取り回しはそんなに大変ではないだろう。最高出力が84PSに抑えられている分、中低速トルクはかなり太そうだ。パニアケースが標準装備されているので、長距離ツーリングにはいい。

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I Will Say Goodbye

 ビル・エヴァンスが1977年に録音した「I Will Say Goodbye」と「You Must Believe In Spring」は、エヴァンス晩年の傑作だ。とにかくエヴァンスのピアノが美しい。そしてはかない。エヴァンスは長年の飲酒・薬物乱用によってこの頃すでに健康を損なっていて、治療を受けようともしなかったそうだ。残された時間が少ないことを自覚していたことが、このようなすばらしい作品につながったのだろうか。

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2014年3月 5日 (水)

ホンダVFR1200X③

 ホンダVFR1200Xのライバルは当然BMW R1200GSということになるだろうが、同排気量ながら、実際に見た感じではVFR1200Xの方が一回り小柄という感じだ。またがってみると、身長170㎝未満のぼくでもつま先立ちだが両足が着いた。ブーツを履けばもうちょっとベッタリ足が着くだろう。スクリーンが小さめなので、もっと大きいスクリーンに換えた方がいいかもしれない。トップボックスとパニアケースを装着すれば、長距離ツーリングにはもってこいとなりそうだ。

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The Tony Bennett Bill Evans Album

 ビル・エヴァンスと共演したヴォーカリストと言えば、モニカ・セッテルンド(ゼタールンド)が有名だが、1975年にはトニー・ベネットとも共演している。ベネットは87歳になる今なお現役で活躍している、ジャズ・ポピュラー界の大御所だ。「The Tony Bennett Bill Evans Album」では、「My Foolish Heart」や「Waltz for Debby」などエヴァンスおなじみのレパートリーを聴くことができる。

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2014年3月 4日 (火)

ホンダVFR1200X②

 ホンダVFR1200X「クロスツアラー」は、オンロードとオフロードを融合したクロスオーバーコンセプトのフラッグシップモデルだ。北海道ではまだダートも残っているので、こういうバイクがあると楽しいだろう。エンジンはV型4気筒1236㏄、トランスミッションはオートマチックだ。マニュアルモードもあるが、クラッチレバーはなく、スイッチのみでシフトアップ・シフトダウン操作を行う。

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THE BILL EVANS ALBUM

 「From Left to Right」でエレクトリックピアノを導入したビル・エヴァンスは、1971年の「THE BILL EVANS ALBUM」でも、同じ曲の中でアコースティックピアノとエレクトリックピアノを演奏している。「Waltz for Debby」では、イントロがアコースティック、テーマがエレクトリックで、ちょっと斬新だ。

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2014年3月 3日 (月)

ホンダVFR1200X①

 ホンダからアドベンチャータイプのニューモデルVFR1200Xが発売された。ちょっと前にはクルーザーモデルのCTX1300も発売されていて、大排気量モデルがすごく充実したラインアップとなった。まだCB1100に乗り換えてから3年しか経ってないので、乗り換える気はそんなにないが、かなり気になる存在だ。

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From Left to Right

 ビル・エヴァンスが1969〜1970年に録音した「From Left to Right」は、ジャケット写真どおり、アコースティックピアノに加えて、エレクトリックピアノを導入したアルバムだ。エヴァンスはオーバーダビングにより2台のピアノを演奏している。今ではそんなに違和感はないと思うが、当時のジャズファンにとってはけっこう衝撃的な変化だったのではないだろうか。

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2014年3月 2日 (日)

消えた反物質

 益川敏英とともに2008年のノーベル物理学賞を受賞した小林誠は、クォークが3世代6種類あるという理論を提唱したが、レプトンという粒子も3世代6種類(電子、電子ニュートリノ、ミュー粒子、μニュートリノ、タウ粒子、τニュートリノ)ある。これに力を伝えるゲージ粒子4種類(光子、グルーオン、Wボゾン、Zボゾン)と最近発見されたヒッグス粒子を加えた17種類の粒子(Wボゾンを+と−で区別して18種類という分類もある)が存在するというのが素粒子の「標準模型」だ。

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What’s New

 1969年のビル・エヴァンスの「What’s New」は、ジャズではちょっと珍しいフルートが加わった組み合わせだ。奏者のジェレミー・スタイグは画家でもあり、現在は日本に住んでいるそうだ。いつものエヴァンスとはちょっと違う、熱い演奏が繰り広げられるアルバムだ。

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2014年3月 1日 (土)

いま、もう一つの素粒子論入門

 小林誠とともに2008年のノーベル物理学賞を受賞した益川敏英は、受賞時のマスコミへの受け答えでもわかるとおり、なかなかおもしろいおじさんだ。受賞理由の「小林・益川理論」は、クォークが3世代あることを説明する理論だ。今ではクォークは3世代6種類(アップ、ダウン、ストレンジ、チャーム、ボトム、トップ)あることがわかっているが、当時は3種類しか知られてなかった。実際には、宇宙のほとんどの物質はアップクォークとダウンクォークと電子からできている。

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alone

 ビル・エヴァンスが1968年に録音した「alone」は、その名のとおりエヴァンスだけのソロ演奏だ。エヴァンスと言えば、ベーシストやドラマーと互いに触発しながらすばらしい演奏を生み出す「インタープレイ」の本家本元だが、ときどきソロでも演奏している。「孤高のピアニスト」と呼ぶにふさわしい演奏だ。

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