SHERLOCK2−1 A Scandal in Belgravia
「SHERLOCK」シリーズ2第1話「A Scandal in Belgravia」のベルグレービアというのは、バッキンガム宮殿のことをいうそうだ。正典ではボヘミア王がスキャンダルの主だったが、なんと今回のスキャンダルの主はバッキンガム宮殿の高貴なお方だ。いいのかな〜。もちろん、正典でホームズが敬意を込めて「The woman(あの女性)」と呼ぶただ一人の女性、アイリーン・アドラーが登場、シャーロックを翻弄する活躍を見せる。正典のアドラーはあまり悪女という感じではないが、本作「SHERLOCK」やロバート・ダウニーJr.主演の「シャーロック・ホームズ」に登場するアドラーは、思い切り悪女だ。しかし、本作のアドラーは、なんとシャーロックに恋をしてしまったようだ。機密情報満載のアドラーのケータイのパスワードが「I AM 『SHER』 LOCKED」であることをシャーロックが見破るシーンは、メロドラマっぽい。それにしても、シャーロックがマイクロフトの発した「コヴェントリー」とか「ボンドエア」という断片的な言葉だけで秘密作戦の存在を見破ってしまうのは、シャーロックがすごいというより、マイクロフトが不注意だったという気がする。シャーロックには、何も見せるな・言うな・聞かせるな、じゃないと。
« 多次元☆平面国 | トップページ | 天文学への招待・星座への招待 »
「音楽、映画、読書」カテゴリの記事
- スター・ウォーズ:スケルトン・クルー(2024.12.10)
- サイロ(2024.11.23)
- スター・ウォーズ/ジョイン・ザ・ダークサイド(2024.11.18)
- パディントンポップアップロンドン(2024.11.16)
- 間諜最後の日(2024.11.12)
コメント