ブラックホールと時空の歪み
20世紀初め、アインシュタインは2つの相対性理論を打ち立てる。1905年に発表した特殊相対性理論と1915年に発表した一般相対性理論だ。一般相対性理論は、重力は時空の歪みであるという話だが、この理論は、アインシュタインの想像を超えるとんでもないものが存在する可能性を予言した。それがブラックホールだ。ブラックホールは光を出さないため、直接見ることができないが、観測技術の進歩により、現在では多くのブラックホールの存在が確認されている。本書「ブラックホールと時空の歪み」は、アメリカの物理学者キップ・ソーンが一般向けに書いた本だが、500ページを超える大作だ。しかし、驚くのはまだ早い。ソーンらが3人で書いた「重力理論」という専門書は1300ページもある。ほとんどブラックホール並みの本だ。
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