SHERLOCK2−2 The Hounds of Baskerville
「SHERLOCK」シリーズ2第2話「The Hounds of Baskerville」は、正典でも人気の「バスカヴィル家の犬」の現代版だ。ロンドンから遠く離れたダートムアの荒地を舞台に火を吐く魔犬が登場するホラー映画さながらの設定だが、軍の秘密実験施設が出てくるあたり、何となく先が予想できそうな感じだ。シャーロックは、兄マイクロフトからいつのまにか盗み取ったIDカードで、警戒厳重な軍の秘密実験施設に潜入する。マイクロフトは正典でも「イギリス政府そのもの」と言われていたが、「SHERLOCK」でも重要な仕事をしているようだ。たぶんMI6のトップかなんかだろう。そういえば、007映画でも、MI6のトップは「M」だ。正典では、シャーロックとマイクロフトは普通の兄弟という関係だが、「SHERLOCK」では仲が悪い。これまでにいろいろとあったようだ。マイクロフトがモリアーティを尋問した際、シャーロックの身の上話を聞かせてしまったせいで、第3話ではシャーロックが大ピンチに陥ってしまう。シャーロック以上の頭脳を持つ割には、失態が多いような気がする。まあしかし、マイクロフトもだんだんシャーロックを陰ながらアシストしそうな感じになってきたようだ。
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