スター・トレック イントゥ・ダークネス
かつてテレビ版「宇宙大作戦」と劇場版「スター・トレックⅡ カーンの逆襲」に登場した優性人類カーンが、超人的な力を駆使して宇宙艦隊への復讐を仕掛けるのが「スター・トレック イントゥ・ダークネス」だ。「スター・トレック」シリーズでは、ときどき惑星連邦幹部が裏切り行為を働くことがあり、本作でも実は宇宙艦隊のマーカス提督が真の黒幕だったりする。したがってカーンは、悪役ではあるのだが、その言動には一定の正当性があり、単なる悪者でもない。カーンを演じたベネディクト・カンバーバッチは、カークやスポックといった主役を食ってしまうほどの迫真の演技だ。また、本作のところどころにはオリジナルシリーズのオマージュとも言うべき設定やセリフがあり、トレッキーならニヤリとすることだろう。カークとキャロル・マーカスの関係がどうなっていくかも、トレッキーなら周知の事実だろう。というか、主人公の目の前に美女が現れたらそりゃあ答は明白か。
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