スター・トレックⅥ 未知の世界
オリジナルメンバーによる最後の劇場版「スター・トレック」である。惑星連邦と敵対するクリンゴン帝国は、惑星クリンゴンの衛星が爆発し、50年後には滅亡する運命となった。息子デビッドをクリンゴンに殺されたカークは、クリンゴン滅亡を心の中では歓迎するが、スポックにより和平交渉に臨むゴルコン宰相のエスコート役を務めさせられることになる。そのさなかに宰相が暗殺され、カークとマッコイは首謀者としてクリンゴンに連行されてしまう。結局、首謀者は惑星連邦やクリンゴンの中にいる和平を望まぬ者たちだったが、カークらは惑星連邦大統領の暗殺を間一髪で阻止、惑星連邦とクリンゴンとの和平の実現に大きく貢献することになる。本作は特撮の質が高く、クリンゴン宰相を演じたデビッド・ワーナーとチャン将軍を演じたクリストファー・プラマーの演技も重厚だ。この後シリーズはジャン・リュック・ピカード艦長(パトリック・スチュワート)が活躍する「新スター・トレック」に移行するが、そこではクリンゴン人のウォーフもエンタープライズ号のクルーとなっている。
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