2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« バラ星雲 | トップページ | A LONG VACATION »

2013年12月31日 (火)

ユリウス日

 天文学はもともと、人類が農耕を始める中で暦をつくることから発達してきた。古代エジプトでは、シリウスの位置でナイル川の氾濫時期を知ったという話は有名だ。これまでにつくられた暦には、太陽を基準とする太陽暦、月を基準とする太陰暦、太陽と月を基準とする太陰太陽暦があるが、現在多くの国が採用しているのが太陽暦であるグレゴリオ暦(1582年〜)だ。グレゴリオ暦採用前は、同じ太陽暦だが、ユリウス暦(紀元前45年〜1582年)がヨーロッパで使われていた。ユリウス暦は、その名のとおりユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が制定した暦だ。このユリウス暦からグレゴリオ暦に切り替えたとき、日数計算に便利なように考案されたのがユリウス日だ。すなわち、紀元前4713年1月1日12時(世界時)を起点とし、そこから何日経過したかがユリウス日だ。そんなめんどくさいことをなんで?と思うかもしれないが、これはこれで天文計算に便利なのだ。ユリウス日は理科年表や天文年鑑にも掲載されているが、2014年1月0日12時(世界時)は2456658だ。なお、「1月0日」というのは、その前日の「12月31日」のこと。したがって、1月1日0時だと2456658.5ということになる。これが世界時で2014年になった瞬間のユリウス日だ。日本標準時は世界時+9時間なので、日本時間で2014年になった瞬間のユリウス日は2456658.125だ。この手の暦の計算は、国立天文台天文情報センター暦計算室HPを利用すると便利だ。

« バラ星雲 | トップページ | A LONG VACATION »

天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ユリウス日:

« バラ星雲 | トップページ | A LONG VACATION »