新・猿の惑星
前作「続・猿の惑星」で地球は破壊されてしまったが、その直前、コーネリアスとジーラは、湖から引き揚げたテイラーの宇宙船で地球を脱出していた。そして2人はテイラーやブレントとは逆のコースをたどり、過去の地球に不時着する。宇宙船を迎えた米軍の司令官は、宇宙船から出てきた飛行士に歓迎のあいさつをするが、ヘルメットを脱いだ姿を見てびっくり仰天し、あわてて逃げ出す。やがて、コーネリアスとジーラが高い知能を持ち、言葉をしゃべることがわかると、2人は人気者となり、テレビやパーティーにと引っ張りだこになる。しかし、それも長くは続かなかった。酒に酔っ払ったジーラが未来の地球の話をしてしまい、2人を生かしておくと人類が滅ぶと考えた政府高官が、2人の命を狙い始めるのだ。「猿の惑星」の原作は、もともと人間社会への痛烈な風刺が込められていて、それはこの映画にも強く反映されている。コーネリアスとジーラは無残にも殺されるが、その子シーザーは生き延び、第4〜5作には主人公として登場する。シーザーを引き取って育てるサーカスの主人アルマンドは、リカルド・モンタルバンが演じている。
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