マイノリティ・リポート
「ブレードランナー」や「トータル・リコール」の原作を書いたSF作家フィリップ・K・ディックの小説を、スティーヴン・スピルバーグとトム・クルーズのコンビが映画化したのが「マイノリティ・リポート」だ。21世紀半ばのワシントンでは、3人の予知能力者による殺人予知システムにより、殺人事件はすべて事前に予防されていた。このシステムを全国で導入しようと企む犯罪予防局幹部の陰謀に、クルーズ演じる刑事ジョン・アンダートンが巻き込まれ、殺人犯として追われる身となってしまう。絶体絶命のピンチに陥ったジョンが謎解きをしていく展開はなかなかおもしろい。結局、この殺人予知システムは廃止されるが、こんなシステムを現実に導入するとなったら大騒動になるだろう。
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