マトリックス リローデッド
「マトリックス」シリーズ第2作「マトリックス リローデッド」では、話がだんだんややこしくなってくる。まず、ネオやモーフィアスがマトリックスに侵入したときに登場するエージェント・スミスやオラクル、メロビンジアンといった人物は、本物の人間ではなく、マトリックスの中にいるプログラムだ。マトリックスを設計したのはアーキテクトと呼ばれるプログラムだが、アーキテクトは何度かの失敗を経て、現在のマトリックスのシステムを作り上げた。このシステムは、あえて完全無欠のシステムではなく、アノマリー(異常)を生み出すようになっている。完全無欠の理想郷のようなシステムは、人間が拒否反応を起こして失敗したのだそうだ。ネオは生き残った人類(ザイオン)からは救世主として期待されるが、実は救世主もあらかじめ現れるようにプログラムされているらしい。そして、システムが不安定化して破局を迎える前に、救世主がマトリックスのソースに行き、マトリックスのリローデッド(データの読み直し)が行われるというのだ。そのとき、今のザイオンは破壊され、マトリックスから解放された人類により新たなザイオンが再建されるそうだ。というわけで、ザイオンは滅亡の危機を迎える。
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