冬の星雲星団銀河⑦ ふたご座の散開星団
ふたご座の2人カストルとポルックスのうち、カストルの足下にあるのが散開星団M35だ。このあたりは冬の天の川が流れていて、近くには赤い散光星雲もある。散開星団はもともと一つの分子雲からほぼ同時に誕生したものだが、銀河系中心を回っているうちにだんだんばらけてしまう。北斗七星を含むおおぐま座の星々は、観測の結果同じ方向に同じ速度で動いているのがわかったので、こうしてばらけた散開星団だったのだろうと考えられている。ちなみに、太陽系が銀河系を1周するには2.5億年くらいかかるそうだ。地球ができたのが46億年前くらいなので、意外と早いスピードで公転していると言えなくもない。
2013年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF100㎜、露出180秒
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