007「ゴールドフィンガー」
007シリーズ第3作「ゴールドフィンガー」でボンドは、スペクターではない新たな敵ゴールドフィンガーと戦う。ゴールドフィンガーは、アメリカ政府が保有する大量の金を保管するケンタッキーのフォート・ノックス陸軍基地の上空から殺人ガスをまき散らし、貯蔵庫に保管されている金を放射性物質で汚染させて金価格を高騰させ、莫大な利益を得ようというグランド・スラム計画を実行しようとしていた。しかし、壮大な計画を企む悪者でありながら、カードでケチなイカサマするという面もあり、大物なのか小物なのかよくわからない。Qブランチの秘密兵器は大活躍で、ボンドカーとしてアストンマーチンDB5が登場する。最新作「スカイフォール」でも登場したが、やはりボンドカーといえばDB5だ。とにかくゴールドフィンガーといいその召使いのオッド・ジョブといいプッシー・ガロア(オナー・ブラックマン)といい実に個性的なキャラクターがそろっていて、これぞボンド映画という感じだ。タイトル曲はシャーリー・バッシーが歌っていて、インパクト大だ。
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