アイソン彗星
最近の予想によると、アイソン彗星は当初期待されていた満月並みのマイナス10等級までは明るくならない感じだが、それでも金星並みにはなるだろうという話だ。ただ、太陽からある程度離れないと見えないし、太陽から離れると暗くなるので、東京など大都会でははっきり見えるかどうかわからない。というわけで、やはり光害のない場所を求めて遠征するしかない。ぼくの場合は、12月上旬は北海道で観測するつもりだが、そんなにしょっちゅう帰るわけにもいかないので、東京周辺でも撮影地を探さなきゃと思っている。今のところ目をつけているのが、九十九里浜だ。アイソン彗星は夜明け前の東の空に姿を現すので、東側が開け、市街地がないところがいい。となると、太平洋側の海沿いということになる。先日、東浪見(とらみ)海岸と太東崎を下見してきたが、実際に夜間に下見しないとわからない。この写真は今年3月、日没後の西の空に見えたパンスターズ彗星だ。埼玉県ときがわ町の堂平天文台で撮影した。
2013年3月16日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ45EDⅡ+レデューサー0.85×DG、露出5秒
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こんな瞬間よく撮れたな。撮るだけじゃなく、流れ星自体見たことないよ。
投稿: のり | 2013年11月 4日 (月) 07時40分