日高本線の駅⑬ 春立(はるたち)駅
吉永小百合主演の映画「北の零年」で描かれた稲田騒動は、明治初期に徳島藩の本藩と淡路洲本城の城代家老だった稲田家との間で争いが発生し、稲田家主従が北海道静内に移住を命じられるというものだ。その稲田家主従が最初に上陸したのが春立駅近くの元静内というところだ。1871年のことだった。今はここに開拓者集団上陸地記念碑がある。稲田家主従が静内に移住する際は、家財道具が火事で全焼したり、船が遭難したりと、かなり大変だったそうだ。その後稲田邦植は静内目名の御殿山に屋敷を建てる。こうした歴史的経緯から、旧静内町と兵庫県洲本市、そして同じく稲田家ゆかりの徳島県旧脇町(現美馬市)は姉妹都市になっている。
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