the scene changes - THE AMAZING BUD POWELL
バド・パウエルは、天才と何とかは紙一重、というタイプのミュージシャンだったようだ。麻薬、アルコール中毒はもちろん、精神障害で電気ショック療法まで受けたという。当然長生きなどできず、41歳で死去している。「the scene changes」は電気ショック療法を受けた後のアルバムで、すでにパウエルは壊れつつあったのだろう。名曲「Cleopatra’s Dream」では、パウエルがうめきながらピアノを演奏しているのが印象的だ。
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