« FRANCIS ALBERT SINATRA & ANTONIO CARLOS JOBIM | トップページ | Love is the Thing »

2013年9月 2日 (月)

桂沢湖

 空知の三笠市にある桂沢湖は、桂沢ダムによってできた人造湖だ。三笠はかつて炭鉱で栄えた旧産炭地だが、アンモナイトの化石がたくさん出ることでも知られている(ということは、かつてこのあたりは海だったのだ)。湖畔には恐竜の像があるが、これはかつてここで大型動物の頭部化石が発見され、恐竜かもしれないということで「エゾミカサリュウ」と名付けられ、観光資源として利用されたからだ。結局、エゾミカサリュウは恐竜ではなかったと結論づけられたが、いずれにしても古代生物の化石があるというのは貴重だ。エゾミカサリュウが恐竜じゃなかったからといって、ガッカリする必要はない。冥王星が「惑星」じゃなくなったからといって、ガッカリする必要もない。単なる学術上の定義の問題であって、格下げという意味ではない。こういう問題を擬人化することはナンセンスだ。

Img_0809

« FRANCIS ALBERT SINATRA & ANTONIO CARLOS JOBIM | トップページ | Love is the Thing »

バイク、旅」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 桂沢湖:

« FRANCIS ALBERT SINATRA & ANTONIO CARLOS JOBIM | トップページ | Love is the Thing »