FRANCIS ALBERT SINATRA & ANTONIO CARLOS JOBIM
「ザ・ヴォイス」フランク・シナトラと「ボサノヴァの父」アントニオ・カルロス・ジョビンが組んだボサノヴァのアルバム。シナトラはジャズでもポピュラーでも抜群に歌がうまいが、ボサノヴァもやはりうまい。フッと力を抜いた歌い方なのだが、これが心地よいのだ。「イパネマの娘」ではシナトラが英語、ジョビンがポルトガル語で歌う。シナトラのアルバムのジャケットを見ると、ハットをかぶっていることが多いが、これがまたすごく似合っている。「カサブランカ」など昔の洋画を見ると、男女ともハットをかぶっている人が多い。昔はスーツにハットが正しい服装だったのだ。戦後の日本でも、スーツにハットというサラリーマンは普通だったようだ。そういえば磯野波平さんもちゃんとハットをかぶっている。いまなら相当おしゃれな部類に入るだろう。
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