THE BEST OF BURT BACHARACH
バート・バカラックの音楽をイージーリスニング風にアレンジしたアルバム。カーペンターズの「Close to You」や映画「ALFIE」「明日に向かって撃て!」の主題歌も入っている。バカラックはなぜか007のパロディ映画「オースティン・パワーズ」にカメオ出演していて、そこでエルビス・コステロとともに「I’ll Never Fall in Love Again」を歌っているが、これはなかなか出色だ。「オースティン・パワーズ」は3作つくられていて、内容はかな〜りお下劣だが、トム・クルーズやスティーヴン・スピルバーグなどあっと驚く人物がカメオ出演していて、とてもおもしろい。悪役は007シリーズの悪役のパロディだが、主人公のオースティン・パワーズはなぜかジェームズ・ボンドではなく、ボンドのライバル、国際諜報局ハリー・パーマーのパロディだ。イギリスにはボンドのようなハデなスパイもいれば、パーマーやジョージ・スマイリー(映画「裏切りのサーカス」の主人公)のような地味だが本格派のスパイもいるのだ。
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