硫黄山(アトサヌプリ)
弟子屈(てしかが)町の川湯温泉の近くに硫黄山がある。正式名称「アトサヌプリ(アイヌ語で裸の山の意)」、標高約500mの気象庁が常時観測する活火山だ。あちこちで噴気が上がっていて、硫黄のにおいがすごい。レストハウスでは、硫黄山の噴気孔でゆでた温泉たまごを売っている。摩周湖の第3展望台に行くと、この写真のように硫黄山の全景を見ることができる。後ろは屈斜路湖だ。硫黄山は3.5〜2.5万年前に形成された屈斜路カルデラの中にあり、1500〜1000年前に最も新しい溶岩ドームができたらしい。屈斜路湖をはさんで硫黄山と反対方向に美幌峠があるが、美幌峠の南に津別峠というところがあり、ここから眺める屈斜路湖もすごくいいそうだ。NHKが昨年、ここ津別峠で天体写真を撮影するという番組をやったようで、光害もほとんどなくすばらしい星空を見ることができたそうだ。
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