新冠の牧場
斉藤由貴主演の映画「優駿 ORACIÓN」は、北海道の家族経営の小さな牧場で生まれたサラブレッド・オラシオン(スペイン語で「祈り」の意味)と、それを取り巻く人々のそれぞれの人生を描く物語だ。俳優陣も緒形拳、仲代達矢、田中邦衛など豪華メンバーがそろっている。ロケ地となった牧場は、新冠町と新ひだか町の境界線のすぐ近く、山の上にある。「優駿」が公開された1988年頃は空前の競馬ブームで、オグリキャップなどのスターホースが綺羅、星のごとくいた。そのオグリキャップは引退後種牡馬となって新冠で余生を過ごし、3年前にこの世を去った。馬という動物はそれぞれ性格があって、気性の荒い馬からおとなしい馬までいろいろいる。ぼくが実際に近くで見た馬では、サンデーサイレンスとトウカイテイオーは非常にプライドが高そうで、ぼくが近寄っても無視、という感じだった。一方で、スペシャルウィークはすごく人なつっこく、近寄ると愛嬌を振りまいていた。何はともあれ、競馬界にはがんばってほしい。
「バイク、旅」カテゴリの記事
- ロンドン自然史博物館④(2024.10.08)
- 大英博物館③(2024.10.05)
- 大英博物館②(2024.10.03)
- 大英博物館①(2024.10.02)
- ロンドン自然史博物館③(2024.09.29)
コメント