撮影機材
ぼくが星の写真を撮り始めたのは中学生のとき、今から35年くらい昔だ。その後撮影機材はいろいろと進化したが、最も進化したのはカメラだろう。フィルムからCCDやCMOSなどの撮像素子でできたイメージセンサーに替わり、現像液で現像するのではなくパソコンで画像処理するようになった。フィルム特有の相反則不軌(長時間露出で感度が低下すること)という問題もなくなったので、淡い星雲や銀河も短い露出時間で撮影できるようになった。一方、架台の方は赤道儀にモーターを内蔵し、パソコンを接続して目標の天体を自動導入できる機種が主流となった。光学系は、昔は単純な屈折式と反射式がメインだったが、より複雑で高性能なものが登場している。昔天文ファンだったがしばらく離れてたという人がいれば、赤道儀は古い機種でも使えることが多いので、まずはデジタルカメラを導入することをお勧めする。広角レンズなら極軸合わせが厳密でなくてもだいじょうぶだ。露出は3分で十分。JPEGでなくRAWで撮影して、パソコンで画像処理するとすばらしい写真が得られるだろう。ただし、最大の問題は撮影場所だ。現代のわが国では、よほど田舎に行かないと暗い夜空は望めない。しかし、それさえクリアすれば昔よりいい写真が撮れるんだから、元天文ファンなら一度はやってみる価値があるだろう。
キャノンEOS60Da+ミニボーグ45EDⅡ+タカハシスペースボーイ赤道儀(HD-4モータードライブ)
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