Art Pepper meets The Rhythm Section
ジャズを聴き始めようと思って入門書などを読むと、マイルス・デイビスやビル・エヴァンスらの名盤がずらりと出てくるが、アート・ペッパーのこのアルバムもほぼ必ず登場する。ジャズにはいろいろなスタイルがあり、ニューヨーク中心、黒人中心のスタイルが主流なのだが、西海岸にもウエストコースト・ジャズと呼ばれるスタイルがあり、こちらは白人が中心だったそうだ。そのウエストコースト・ジャズを代表する名盤がこの「Art Pepper meets The Rhythm Section」だ。とにかく冒頭の「You’d Be So Nice to Come Home to」から、いかにもウエストコーストという感じの乾いたサウンドが展開する。ジャケット写真も印象的だ。というか、このジャケットを見たとき、ずっと昔に見たような気がして、しかしどうしても思い出せないということがあった。友だちの誰かがもっていて、借りたのかもしれないが、いまだに思い出せない。単なる思い込みかもしれないが、そう思ってしまうくらい印象的な写真ということなのだろうか。
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