猿の惑星
「猿の惑星」のラストは衝撃的だった。宇宙飛行士テイラーは、猿が支配する惑星に不時着し、猿の迫害から逃れるが、とある海岸で半分砂に埋もれた自由の女神像を発見する。つまり、猿の惑星は未来の地球であり、人類はついに全面核戦争をやってしまったと知るのだ。この衝撃のラストシーンは、映画史上に残る名シーンだろう。まだ観たことのない人にはネタバレになるにもかかわらず、DVDのパッケージには堂々とこのシーンが使われている。オリジナルシリーズは全5作つくられ、テレビドラマにもなった。今世紀になってからも2度映画化されている。3作目の「新・猿の惑星」は、1作目とは逆に、未来の地球からやってきた猿が、人間に迫害を受ける物語だ。人間社会を風刺していて、ちょっと悲しい結末だ。
「音楽、映画、読書」カテゴリの記事
- 銀河帝国の興亡1 風雲編(2025.07.08)
- わたしを愛したスパイ(小説)(2025.07.04)
- ブライアン・ウィルソン(2025.07.02)
- ラロ・シフリン(2025.06.30)
- ミネルヴァ計画(2025.06.29)
コメント