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2013年8月20日 (火)

十勝岳

 美瑛で写真を撮るとき、十勝岳連峰はいいアクセントになる。その十勝岳連峰の主峰が十勝岳で、気象庁が常時観測する活火山だ。最近は大規模な噴火はないが、火山性微動や火口が明るく見える現象は毎年のようにある。標高約2千mだが、標高900mの望岳台までちゃんと舗装されているので、バイクでも行ける。ここから見上げるとなかなかの迫力だ。望岳台のさらに上には十勝岳温泉、ふもとには白金温泉がある。美瑛から白金温泉に行く道は4㎞にわたって白樺並木が続き、白樺街道と呼ばれている。バイクで走るとすばらしくいい気分になれる。その白樺街道沿いにあるのが最近人気のスポット「青い池」だ。白樺街道の白樺は、1926年の大噴火によって破壊された森林・田畑に自生したものだそうだ。また、「青い池」は、1988年の噴火後、泥流をためるコンクリートブロックダムを建設、ここに水がたまってできたそうだ。すなわち、白樺街道も「青い池」も、十勝岳の噴火が生み出したいわば副産物のようなものなんだな。

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