ドラゴン・タトゥーの女
「ドラゴン・タトゥーの女」はスウェーデン版とハリウッド版の2作つくられている。主人公ミカエル・ブルムクヴィストを演じるのは、スウェーデン版がミカエル・ニクヴィストというスウェーデンの俳優、ハリウッド版がダニエル・クレイグだ。どちらもスリル満点で大変おもしろい。スウェーデン版は原作の「ミレニアム3部作」すべてが映画化されている。ハリウッド版を見ていて、ミカエルとコンタクトを取る弁護士の顔に見覚えがあるな〜と思い調べたら、007「オクトパシー」のオルロフ将軍だった。さらに、ミカエルに仕事を依頼するヘンリック・ヴァンゲルは、スタートレックⅥ「未知の世界」でクリンゴンのチャン将軍を演じたクリストファー・プラマーだ。ハリウッド版で思ったのは、タイプキャストという問題だ。ダニエル・クレイグ=ジェームズ・ボンドという図式が確立しているので、老人に近いマルティン・ヴァンゲルにあっさりやられてしまうのを見ると、それでもボンドか〜っ、弱っちぃ〜と思ってしまうのだ。とにかく、とても強そうに見えないリスベット・サランデルに、何とか助けられるボンド、じゃなくミカエルなのだ。
「音楽、映画、読書」カテゴリの記事
- スター・ウォーズ:スケルトン・クルー(2024.12.10)
- サイロ(2024.11.23)
- スター・ウォーズ/ジョイン・ザ・ダークサイド(2024.11.18)
- パディントンポップアップロンドン(2024.11.16)
- 間諜最後の日(2024.11.12)
コメント