ドラゴン・タトゥーの女
「ドラゴン・タトゥーの女」はスウェーデン版とハリウッド版の2作つくられている。主人公ミカエル・ブルムクヴィストを演じるのは、スウェーデン版がミカエル・ニクヴィストというスウェーデンの俳優、ハリウッド版がダニエル・クレイグだ。どちらもスリル満点で大変おもしろい。スウェーデン版は原作の「ミレニアム3部作」すべてが映画化されている。ハリウッド版を見ていて、ミカエルとコンタクトを取る弁護士の顔に見覚えがあるな〜と思い調べたら、007「オクトパシー」のオルロフ将軍だった。さらに、ミカエルに仕事を依頼するヘンリック・ヴァンゲルは、スタートレックⅥ「未知の世界」でクリンゴンのチャン将軍を演じたクリストファー・プラマーだ。ハリウッド版で思ったのは、タイプキャストという問題だ。ダニエル・クレイグ=ジェームズ・ボンドという図式が確立しているので、老人に近いマルティン・ヴァンゲルにあっさりやられてしまうのを見ると、それでもボンドか〜っ、弱っちぃ〜と思ってしまうのだ。とにかく、とても強そうに見えないリスベット・サランデルに、何とか助けられるボンド、じゃなくミカエルなのだ。
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