SAXOPHONE COLOSSUS
ソニー・ロリンズは数少ない、今も存命のジャズの巨人だ。1956年のアルバム「SAXOPHONE COLOSSUS」は、ロリンズの代表的なアルバムであり、冒頭の「St.Thomas」は特に有名だ。この曲はカリブ海の音楽「カリプソ」に影響を受けた曲であり、南国らしい雰囲気にあふれている。また、「Moritat」はミュージカル「三文オペラ」で歌われる曲で、エラ・フィッツジェラルドが「Mack the Knife」として歌っている。ロリンズはマイケル・ケイン主演の1966年の映画「アルフィー」の音楽を担当し、アルバム「ALFIE」を制作したが、これもなかなかいい。残念ながら、バート・バカラック作曲の同名の主題歌は入っていないが。ちなみに、現在バットマンの執事アルフレッドを演じるのがケインだ。ロリンズのアルバム「ALFIE」のジャケットには、若き日のケインが写っている。
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