Waltz for Debby
「PORTRAIT IN JAZZ」と双璧をなすビル・エヴァンスの最高傑作。冒頭の「My Foolish Heart」はジャズバラード屈指の名演奏、エヴァンスが当時2歳のめいデビイのためにつくったタイトル曲もすばらしい。ジャズを聴きたいという女性には、だいたいこのアルバムを勧めることにしている。このアルバムはスタジオ録音ではなくジャズクラブでのライブ録音なので、客の笑い声なども入っている。こんな名演奏を笑いながら聴くなんて、と思ってしまうが、今となってはしょうがない。このジャズクラブはニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードという名門クラブで、ソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンといったジャズの巨人たちもライブ録音を残している。
「音楽、映画、読書」カテゴリの記事
- スタートレック:ピカード(2023.02.01)
- MI-5 英国機密諜報部(2023.01.30)
- レミニセンス(2023.01.23)
- ディア・ハンター(2023.01.14)
- ファウンデーション(2023.01.07)
コメント