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2013年8月29日 (木)

裏切りのサーカス

 イギリスの作家ジョン・ル・カレによるスパイ小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を映画化。ゲイリー・オールドマンが主人公ジョージ・スマイリーを演じる。東西冷戦下、MI6(サーカス)内に入り込んだKGBの二重スパイ「もぐら」の正体を突き止めるために、一度は引退させられたスマイリーが活躍する。ボンド映画のような派手さはないが、手に汗握るおもしろさだ。やっぱりスパイ映画は東西冷戦の頃がいい。またはスペクターのように、世界征服を企む悪の組織か。ボンド映画の悪役もテロリストばかりになったが、ちっぽけな犯罪者ではなく、これからも世界征服を企む大物でいてほしいものだ。「裏切りのサーカス」は、俳優陣も豪華だ。ジョン・ハート、コリン・ファース、トム・ハーディにベネディクト・カンバーバッチも出演している。スマイリーを主人公としたル・カレの小説は続編もあるので、映画化を期待したい。

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