光害
五藤テレスコープの双眼鏡StarCruise842があっという間に売り切れたらしい。HPには、アマチュア天文家の数が減少しているので、ファーストロットが売れるのに半年はかかると見込んでいたと書いてある。確かに天文ファンは昔に比べると減っていると言われる。そもそも子どもの数も減っているから、望遠鏡や双眼鏡も昔に比べると売れないんだろう。しかし、子どもの頃天文ファンだったという人はけっこう多いし、星の写真を見せると喜んでくれる人も多い。ただ、東京はもちろん、今や地方でさえも光害(ひかりがい)がひどく、きれいな星空を見るには、暗い夜空を探しに行かねばならない。そんなに苦労しなくても、きれいな星空が見られるようになれば、天文ファンは増えるのではないか。そのためには、夜間の過剰なまでの照明をなんとかしたいものだ。エネルギーの節約にもなるし。
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