タカハシ・TS式40㎜屈折赤道儀H型
短い期間だったが、タカハシ(高橋製作所)のTS式40㎜屈折赤道儀H型を持っていたことがある。当時はポータブル赤道儀(ポタ赤)といえば五藤光学研究所のスカイグラフかタカハシのH型かという感じで、天文ガイドの入選作品の撮影機材としてよく登場していた。実際に使用した感じでは、非常に堅牢で、極軸望遠鏡が内蔵されているのはよかったものの、微動装置がないので、極軸合わせはけっこう大変だった。当時はまだユーザーが自分で工夫しなければならない時代だったのだ。今は自動導入にオートガイド、電動フォーカサーなど、便利な機能満載なので、苦労も減ったろう。ぼくはまだそこまで到達してないが。H型はスペースボーイ赤道儀導入とともに手放したが、記念に取っておけばよかったなぁ。
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こんにちわ、私はH型が発売になったときに当時の高橋製作所まで長野県長野市から車で真冬にまだ高速道路もない国道を日帰りに買いに行きました。あまり使わなくて、後にミザールMMD-QZを買いました。
最近、友人と写真を撮りに行くようになって、H型のグリースが劣化していて微動が重く感じられたので、タカハシへメンテナンスに出し、1カ月ほどで昨日戻ってきました。Pole Masterを持っているので極軸望遠鏡のレチクルの交換はしませんでした。
投稿: 久保田 | 2020年3月29日 (日) 16時23分