サラブレッド
サラブレッドは、「完璧に育てられた」という言葉が語源になっている。現在存在するサラブレッドはすべて、血統をたどると3頭の馬に行き着くという。北海道日高地方は日本最大のサラブレッドの産地だ。冬から春にかけて仔馬が生まれるので、春の牧場に行くと仔馬がたくさんいる。仔馬は好奇心旺盛で、人がいると寄ってくるが、何かあると母馬がすぐ走ってくるので、驚かせてはいけない。半年くらい経ち、秋になると母親と仔馬を引き離すことになる。当然母馬と仔馬は引き離されたくないと抵抗するわけだが、1日も経てばどちらもケロッとしてるそうだ。一方、牛は違う。母牛も仔牛も1週間以上、昼も夜も泣きわめく。「モ〜(母牛)」「モ〜(仔牛)」「モ〜(母牛)」「モ〜(仔牛)」「モ〜(母牛)」「モ〜(仔牛)」・・・(以下1週間以上1日中繰り返す)という感じだ。ぼくの親戚の牧場が馬と牛を両方やっているが、なかなか大変なようだ。苦労して育てていい値段で売れればいいのだが、不景気なのでそうもいかないのがつらいところだ。
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