ボーグ
トミーテックの望遠鏡「ボーグ」が今、おもしろい。ボーグ望遠鏡には、25mm、45mm、50mm、60mm、71mm、77mm、89mm、125mmの8種類の口径がラインアップされている。これに加えて近く36mmも加わるようだ。ボーグの開発者である中川昇氏のブログには、ボーグ開発の歴史なんかも詳しく書いてあり、なかなかおもしろい。天文ファンだけでなく、野鳥ファンにも人気があるようで、フィールド向けセットというのもある。このボーグ、パーツがいっぱいあって、最初のうちは説明書をよく読まないとどう組んでいいかわからない。しかし、慣れてくればどうってことないし、対物レンズだけ買い足せば口径も大きくできるので、よほどの初心者じゃない限り使いこなせるだろう。ぼく自身は一昨年の冬、ミニボーグ45mmEDⅡを導入した。初めて撮影したときはどれくらい写るのかなぁと半信半疑だったが、できあがった画像をモニタで見て驚いた。もちろん、現代のデジタルカメラあってのこの写りだろうが、銀塩時代は何十分も露出してようやく写った星雲が、わずか数分の露出時間できれいに写るというのはすごいことだ。天文ファンとしては楽しい時代に入った。
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