ホンダNSR250R
レーサーレプリカ全盛時、ホンダが気合いを入れて開発したのがNSRだ。この頃はホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキがレーサーレプリカ戦争を繰り広げ、NSRも毎年のようにほとんどフルモデルチェンジしていた。ぼくが乗ったのは1989年モデルだったが、試乗したときの第一印象は、「2ストロークエンジンとは思えない」というものだった。というのは、NSRが出る前のホンダ2ストNS250Fに試乗したとき、中低速トルクがスカスカで、それと比較するとすごく乗りやすくなっていたからだ。今も大切に持っているカタログには、「台形パワー」とある。低回転域から十分なトルクがあり、エンジン性能曲線が台形の形をしていたのだ。しかし、前傾姿勢がきつく、バイク屋で納車して家に帰るまでの数分で背中が痛くなった。それもしばらくすると慣れたが。ツーリングには不向きだが、峠では最高に楽しいバイクだった。NSRは札幌時代、就職して最初の給料が出るやいなや購入し、4年後東京に転勤するときに手放した。信号だらけの東京では楽しくないだろうと思ったからだ。サーキットも走りたかったなぁ。
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